肉にあうスパイスはその国の文化です

イタリアのコロンブスは、スペインの援助を受けてインドを目指しました。「東方見聞録」で黄金と香辛料が豊富なインドが憧れでした。途中でインドと勘違いしてカリブ海の島に上陸します。その結果、スペインはおもにアメリカに進出することで、先住民を武力で制圧して植民地にしました。当時、スパイスはヨーロッパの人にとって必要不可欠なものでした。肉を食べることが多い、ヨーロッパの人にとって肉の臭みをとってくれるスパイスが重宝されたのです。
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肉に合うスパイスとはどんなものでしょうか。ガーリックは、肉や魚の臭みを消す力が強く、ヨーロッパではよく使われる香辛料です。素材と炒める事で食欲をそそるような強烈で独特の香りが特徴です。カレー粉は、どんな食材とも相性抜群のスパイスです。日本ではカレー粉が好きで、肉、野菜、お魚、何にでも登場する香辛料です。カレー粉には、実にたくさんのスパイスやハーブが調合されています。見た目にも美味しそうなターメリックの色が子どもから大人まで魅了してくれます。バジルは、甘味のあるさわやかな香りが癖になるアクセントで味わいがアップする、西洋人が好むスパイスです。シソ科ですが日本のシソは、あまり好まれないようです。トマト料理をはじめとして、肉料理、魚料理、パスタやピザなどいろいろな料理の味を引き立てます。肉の味を引き立てるのがバジルの役割です。イタリアンからエスニックまで幅広い料理に使われる香辛料です。ブラックペパーは、どんな料理にも合うオールマイティな味わいです。素材やメニューを選ばないブラックペパーは、料理にパンチあるアクセントを加えてくれます。出来上がりの味を引き締めてくれる香辛料です。実は、コロンブスの時代に珍重されたのはこのブラックペパーでした。遠い海のかなたにある香辛料を求めて世界を航海しました。

ロマンあふれる香辛料ですが、肉にどれがあうかは国によっても考え方が違いますし、どんな素材を使うかによっても変わってくるものです。基本として、素材を引き立たせるもの。パンチを加えるものです。世界各国で、好みの味にアレンジされて使われてきた香辛料が日本でも家庭になくてはならないものになってきました。料理を作るときに、まず素材に合った香辛料を選ぶことがブームになっています。従来、どんな料理でもカレーの味がすれば子供は喜びました。今日はカレーだよ。家庭の合言葉になっていた懐かしい時代がありました。時は変わっても、どの国でも家庭料理に使われる独自の香辛料が使われます。最適な味は誰にも共通のものです。